CVRが目標未達のASINの商品ページを改善します。
商品ページのCVRに影響する要素は3つです。
この順番で1つずつ進めることを推奨します。
複数を同時に変更すると、CVRが改善した場合に、以下のどの改善施策が効いたのかを判断できなくなるためです。
この状態は他の商品に活かせるノウハウが蓄積されず、闇雲な施策を続けることになり生産性が著しく低下します。
- 商品画像(メイン画像+サブ画像)
- 商品仕様
- 商品紹介コンテンツ
STEP 1:商品サブ画像を改善する
まず、現在登録している商品サブ画像をセラーセントラルで開きます。以下の基準で不足・改善が必要な画像を特定します。
・2〜3枚目 ― 使用シーン・用途が伝わる画像
・4〜5枚目 ― サイズ・素材・仕様の詳細
・6〜7枚目 ― よくある疑問への回答・競合との比較
不足している枠、または改善が必要な画像を特定したら、生成AI(ChatGPT・Gemini等)で作成することを推奨します。
クリエイターへの依頼よりも修正サイクルが速く、コストを抑えられます。
2026年3月時点では、生成AIでサブ画像を作成+クリエイターによる修正の組み合わせが便利でしたが、同年5月以降はChatGPTもGeminiも文字潰れや歪みはほぼなくなったため、生成AIだけでサブ画像7枚を完結できるまで生成レベルが高度化しています。

2026年6月現在においては生成AIで生成したサブ画像のキャッチコピーなど部分的に修正したい場合には、Canvaの「マジック レイヤー」で対応可能です。これは画像データを編集できるデータに変換してくれるアプリです。
この技術進歩により、これまで意思決定のハードルが高かったサブ画像の総入れ替え、リブランディングも3~5時間でできるようになっています。
以下は、ChatGPTで生成したサブ画像です。

生成AIでの画像作成の方法
① ターゲットユーザー(年齢・性別・価値観)を生成AIにインプットします。(重要な前提条件)
②AmazonやRakuten市場の商品ページ全体をFireShot(Chrome拡張機能)でキャプチャし、生成AIに貼り付けます。
商品の特徴・トンマナ・ブランドイメージを伝えるためです。
③商品画像は様々な角度から撮影した画像を複数、生成AIのチャット欄に貼り付けます。
商品ロゴなど細かいディテールもアップ画像でインプットすると正確に再現できます
④ キャッチコピーやフォントを変更したい場合は、生成した画像をCanvaに添付し、マジックレイヤーで編集可能です。
生成AIでの画像作成時の注意点
・前述の前提条件を伝えないまま生成すると、見た目は良くてもCVR改善に繋がらない画像になります。
・現物と差異がある画像は使用不可。低評価レビューの直接的な原因になります。
・完成後は必ずスマホ表示で確認します。周知のとおり、Amazonの閲覧の大半はスマホ経由です。
・季節・イベントが近い場合は差し替え用画像も同時に作成することを推奨します。
改善後の確認
サブ画像を差し替えたら、Flowgentで90日間CVRの推移を確認します。90日後に目標未達の場合はSTEP 2へ進みます。
達成していれば改善完了です。
STEP 2:商品仕様(箇条書き説明)を整備する
まず、現在の商品仕様5行をセラーセントラルで開きます。以下の基準と照らし合わせて、書き直しが必要な行を特定します。
- 1行目 ― この商品を選ぶ最大の理由が書かれているか
- 2行目 ― 用途・使用シーンが具体的に書かれているか
- 3行目 ― サイズ・素材・数量などの仕様が明記されているか
- 4行目 ― 購入前によくある疑問に先回りして答えているか
- 5行目 ― 誰のための商品かが明示されているか
各行を読んで「何か」「誰のためか」「何ができるか」が分かる状態にすることを目指します。
Flowgentのキーワード分析画面でCVRの高いキーワードを確認し、生成AIを使って自然な文章に組み込むことを推奨します。
不自然なキーワードの羅列はユーザーの不信感につながり、CVR低下の原因になりますのでご注意下さい。
改善後の確認
90日後にFlowgentでCVRを確認します。目標未達の場合はSTEP 3へ進みます。
STEP 3:商品紹介コンテンツを改善する
まず、セラーセントラルで対象ASINの商品紹介コンテンツを開きます。コンテンツがない場合は新規作成します。

商品紹介コンテンツはページ下部に表示されます。目的はCVR改善のみです。
スマートフォンでは、サブ画像はカルーセルとなっており、左にスワイプして閲覧されますが、スワイプせずに縦スクロールするユーザーも一定数います。
つまり、サブ画像を閲覧せずに商品紹介コンテンツで購入の意思決定を行うユーザーも多いと考えられます。
そのため、商品紹介コンテンツではサブ画像で説明しきれない情報を掲載するとともに、サブ画像に掲載されている情報も掲載するのを推奨します。
一度、お客様視点で自社商品ページをスマートフォンで閲覧してみてください。
お客様が、ページに来てから購入を迷う理由は3つです。
この3つを取り除くことだけを考えてコンテンツを作成します。
- 不明:使い方・用途が分からない
- 不安:品質・サイズ・素材が不安
- 不信:情報が薄い・レビューが少ない
この3つのいずれかが残るとCVRが低下します。
オフラインの店舗ではお客様がこれらを感じた瞬間に店員へ確認できますが、ECでは同様の対応が困難です。
そのため、商品ページでこの3つの要素をあらかじめゼロにできるよう再構築することを推奨します。
以下の順番でモジュールを設置することを推奨します。
- Q&Aモジュール(プレミアムA+)― 不明・不安・不信を一度に解消できるため最優先
- 使用シーン画像+説明テキスト
- 仕様・スペック詳細
改善後の確認
90日後にFlowgentでCVRを確認します。STEP 3まで実施しても目標未達の場合は、価格・競合・レビュー数などCVR以外の要因を検討します。
やってはいけないこと
- 商品画像・商品仕様・商品紹介コンテンツを同時に変更する
→ 何が効いたか分からなくなります。1つ変えたら90日待つことを推奨します - 現物と異なる生成画像を使用する → 低評価レビューの直接的な原因になります
- 商品紹介コンテンツに不自然にキーワードを詰め込む → この違和感は不信に繋がります
次のステップ
STEP 1〜3をすべて実施してもCVRが目標未達の場合は、次へ進みます。
→ CVR|Q&Aの最適化