改善施策 | Basic

CTR|クーポン・ポイントの活用方法

クーポンとポイントは、設定方法と効果測定を正しく行えばCTR改善に有効な施策です。
ただし、広告費と異なりACOSに反映されないため、コストが見えづらい性質があります。
FlowgentでAmazonの管理画面では網羅的に把握しづらいコストを可視化しながら活用することを推奨します。

 

クーポン・ポイントのコストをFlowgentで把握する

広告費はACOSとして可視化されますが、クーポンとポイントは一般的な広告指標に含まれません。しかしクーポンとポイントは購入者全員に発生するプロモーションコストです。売れれば売れるほどコストが積み上がるため、把握せずに運用すると利益を削り続けるリスクがあります。

Flowgentのダッシュボードでは「プロモーションコスト」と「ポイント付与」のチェックボックスをオンにすることで、これらのコストを含めたTACoSを確認できます。クーポン・ポイントを設定する前後で必ずこのTACoSを確認します。

 

クーポンの活用方法

クーポンは検索結果画面で緑色のバッジとして表示されます。
競合商品がクーポンを設定していない場合、検索結果の中で視覚的に目立つためCTR・セッション数にプラスの影響が出る可能性があります。

楽天市場ではクーポンの値引き額がCVRにも大きく影響しますが、AmazonはクーポンのCVRへの影響は限定的です。
商品ページおよび精算画面でのクーポン表示の視認性が低いためです。
実際にクーポン管理画面で配布数に対する利用率を確認すると、意外と低いことが分かります。
つまりAmazonのクーポンはCVR施策ではなく、CTR施策として活用するのが適切です。

なお2025年6月より手数料体系が変更され、クーポン作成ごとに前払い手数料150円+クーポン経由売上の1.5%の変動手数料が発生します。最低金額のクーポンから始めてCTRへの影響を確認することを推奨します。

推奨する活用とクーポン効果の確認手順

  1. Flowgentの施策登録ボタンでクーポン設定の日時を登録する
  2. 最低金額のクーポンから設定してCTRへの影響を確認する
  3. 競合がクーポンを設定していないかを検索結果画面で確認する
  4. 効果が確認できた場合、プライムデーや父の日などセール前の助走期間に活用する
  5. FlowgentのTACoSでプロモーションコストを含めた利益への影響を確認する

ポイントの活用方法

楽天市場ではポイント経済圏が形成されており、ポイント倍率がCVRに直結します。
一方Amazonは楽天市場のようなポイント経済圏が形成されていないことに加えて、2026年6月時点においても検索結果画面での付与ポイントの視認性は悪く、CTR・CVRへの影響は限定的だと当社では認識しております。(ポイント関連のセールは除く)
ポイントを設定している場合は、Flowgentの「ポイント付与」チェックボックスをオンにしてTACoSへの影響を定期的に確認することを推奨します。

 

やってはいけないこと

・FlowgentのTACoSでコストを確認せずにクーポン・ポイントを設定し効果があるのか把握しないまま放置
→ 利益を削っていることに気づかないまま運用が続くリスクがあります

・CTRへの影響を確認せずに高額クーポンを感覚で設定する
→ 最低金額から始めて効果を確認してから金額を調整します

・常時クーポンを設定し続ける
→ 通常価格への信頼性が低下します

・楽天市場と同じ感覚でポイント施策を行う
→ AmazonとではポイントがCVRに与える影響が異なります。

 

次のステップ

以上でBasicの改善施策はすべて完了です。
各ASINのCVR・CTRが目標を達成したら、Flowgentのダッシュボードで次に利益ポテンシャルの高いASINを確認し、同じ手順で改善を進めます。

解析に時間のかかる多くの高度なレポートを分析しなくても、Flowgentが自社商品の利益構造に基づいたCVR目標を設定し、優先順位を示すことで、寄り道せずに一本道で改善に向けたPDCAを実行できるためです。
施策の順番を守れば、基本的な施策で十分に成果が出るはずです。
特にCVRの施策は一度でうまくいかなくても、アンケートを繰り返し実施し、0.5%でも1%でもCVRを上げる施策に限られた時間を集中した方が、結果的に無駄な広告費や労力を抑え、利益が着実に積み上がります。

 当ページでは、広告CTRだけでなく、広告経由以外のセッション数も含めた改善施策をご紹介しました。

広告運用の改善施策は 【 Amazon広告 施策ガイド 】をご覧下さい。

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