Amazon広告では、SP広告・SB広告・SD広告を同時に開始するのではなく、役割ごとに順番を分けて運用することをおすすめします。
特に広告運用に慣れていない場合は、最初から広告種類を増やしすぎると、分析対象が増えすぎて判断しづらくなります。
Flowgentでは、まずCVR改善を行い、その後にSP広告でCVRの高い検索キーワードを確認し、SB広告・SD広告へ拡張する流れを推奨しています。
まずはSP広告でCVR改善を優先してください
SP広告は、購入意欲が高い検索ユーザーへ広告を表示しやすいため、CVR改善の判断を行いやすい広告です。
まずはSP広告を使用して、
・CVRが高い検索キーワード
・ターゲットユーザー
・売れやすい訴求
を把握してください。
SP広告でパフォーマンスが悪い状態では、SB広告やSD広告へ拡張しても、広告費だけが増加しやすくなります。
特にFlowgentでは、CVR改善を優先してから広告配信量を拡大することを推奨しています。
商品ページ改善・メイン画像改善・タイトル改善など、CVR改善施策については、別記事「広告とSEO改善のための施策の両輪」を確認してください。
SB広告はCTR改善とブランド訴求で活用します
SP広告でCVRの高い検索キーワードが見つかった後は、SB広告を活用してCTR改善とブランド訴求を行います。
SB広告は、
・ブランドロゴ
・ブランド名
・複数商品
・動画
を活用できるため、検索結果画面で視認性を高めやすい広告です。

特に、
・競合と比較されやすい市場
・画像訴求が重要な市場
・ブランド認知が重要な市場
では、SB広告によるCTR改善が有効です。
また、商品数が少ない場合は、まずSP広告とSB動画広告で主力商品のCVR改善を優先してください。
商品数が増えてきた場合は、「商品コレクション」広告を活用し、複数商品を横断して訴求する構成も検討してください。
SD広告はリマーケティングで活用します
SD広告は、すでに商品ページへアクセスしたユーザーへ再接触できる広告です。
そのため、Flowgentでは「CVR改善後の刈り取り施策」として活用することを推奨しています。
例えば、
・商品ページを閲覧したユーザー
・ブランドストアへ訪問したユーザー
・カート投入ユーザー
へ再度広告を表示することで、購入を促進できます。
特に、
・比較検討期間が長い商品
・高単価商品
・リピート商材
では、SD広告との相性が良い傾向があります。
一方で、CVR改善ができていない状態でSD広告を拡大すると、再訪問ユーザーに対しても低CVRのページへ誘導し続ける状態になりやすいため注意してください。
Flowgentでのおすすめ広告運用の順序
Flowgentでは、以下の順番で広告を改善することをおすすめしています。
① 商品ページ・メイン画像・タイトルを改善し、CVR改善を行う
② SP広告でCVRが高い検索キーワードを確認する
③ CVRが高い検索キーワードを完全一致へ移行する
④ SB広告でCTR改善とブランド訴求を行う
⑤ SD広告で再訪問ユーザーへ配信する
特に広告運用に慣れていない場合は、最初から広告種類を増やすのではなく、まずはCVR改善を優先し、「売れる状態」を作ることをおすすめします。
CVR改善前に広告配信量だけを増やすと、広告費だけが増加しやすくなるため注意してください。
広告種類を増やす前に、まずは「どの検索キーワードで売れているのか」を把握し、シンプルな構造で改善を積み重ねていきましょう。