インフルエンサーマーケティング
最近では、Instagram、TikTok、X、YouTubeで商品を調べることが購入前の標準的な行動となっています。
Amazonは集客力のあるプラットフォームですが、最初からAmazonで検索する人以外に、SNSで事前に調べてからよく利用するECで購入するという消費者が増加傾向にあります。
競合との集客で差をつけるためには、インフルエンサーマーケティングの活用がますます重要になっています。以下に、インフルエンサーマーケティングの重要性を理解できる市場情報を提供します。
SNSを利用して商品を調べる消費者の傾向に関する市場調査データ
1. SNSでの商品購入頻度
- Instagramが最も高く48.3%
- Pinterestが48.2%で2位
- TikTok 44.8%、YouTube 43.7%、Twitter 41.8%と続く
2. 購入予定のない商品の衝動買い
- SNSで商品を購入した人の約6割以上が、購入前に「購入の予定はなかった」と回答
- 特にInstagramでは75.9%が購入予定のなかった商品を購入
3. 性別による差異
- 女性の方が男性よりもSNSを通じて購入しやすい傾向がある(最大23.2ポイントの差)
4. SNSでの商品購入のきっかけ
- 1位:商品の紹介動画(43.2%)
- 2位:友人やフォローしている一般の方の口コミ投稿(27.7%)

引用:ネオマーケティング社HP
5. 検索方法の変化
- 従来の検索サイト利用が主流だが、SNSでの検索も増加傾向
- SNSは「検索ツール」というよりも「購買行動を起こすきっかけ」となっている
6. クチコミの重要性
- SNSの投稿自体がクチコミとなり、特にInstagramの影響力が高い
- 消費者は実際に商品を購入した人の投稿を参考にしている
これらのデータから、SNSが商品調査や購買決定に大きな影響を与えていることが分かります。
Amazonの購入者も最初に商品を知ったきっかけはAmazonとは限らず、SNSで事前に情報を得た後に、普段慣れているAmazonで購入する、購買導線も存在しているということです。
特にInstagramなど視覚的な要素が強いプラットフォームの影響力が顕著です。
Amazonセラーにおすすめのギフティング施策
Amazonセラーへのインフルエンサーマーケティングの提案で、多くの方が誤解している点があります。それは、自社でInstagramや他のSNSに頻繁に投稿しなければならないと思っていることです。
しかし、当サイトで推奨する方法は、自社のSNSアカウントでの投稿は商品紹介程度に留め、フォロワー数が5,000人から1万人のマイクロインフルエンサーに商品を無料で提供し、投稿してもらう「ギフティング🎁」という手法です。
このギフティング戦略では、自社のアカウントのフォロワー数が少なくても、マイクロインフルエンサーの影響力を利用して多くの消費者に商品を知ってもらうことが可能です。ただし、単発の投稿ではほとんど効果がありません。トリドリやBeee、インフルエンサーワークスなどのインフルエンサーマッチングサービスを利用して、適切なインフルエンサーを見つけ、連携を依頼することが重要です。
副次的なメリットとして、商品を直接発送するのではなく、Amazonのギフトカードを提供し、インフルエンサーにAmazonから商品を購入してもらう方法があります。これにより、商品使用後にAmazonでの正当なレビューを依頼することも可能です。
D2C事業者でないAmazonセラーの場合、自社のフォロワー数を増やすために過度な労力をかける必要はありません。インフルエンサーとのマッチングをサポートするサービスを活用すれば、自社商品やブランドの認知を持続的に拡大でき、それが認知度の向上やCVRの増加に繋がります。
一時的な拡散ではなく、定期的に自社商品を投稿することで、CMのような広告効果(ザイオンス効果※1)が期待でき、AmazonでのCVR向上に貢献します。
※1 ザイオンス効果とは、人や物に繰り返し接することで、その対象に対する好感度や関心が高まる心理現象です。 繰り返し聞いたことのある商品やブランドは抵抗がなくなり、CVR向上に貢献できます。
インフルエンサーとのマッチングサービスを行っている業者を紹介します。
(当社が契約した経験のある業者のみ)
■ トリドリ 🔗
- 8,500社以上の利用企業、60,000件以上のマッチング実績
- 幅広いジャンル(グルメ、美容、トラベルなど)に対応
- LINEのチャットサポートを提供
- 効果の可視化が可能
当社は2023年に特定のサービスと契約しましたが、当時は月額63,000円の固定費が発生し、一度に一人のインフルエンサーにのみ投稿依頼が可能で、他のインフルエンサーには依頼ができないという制約があり、コストパフォーマンスが悪いと感じ、すぐに解約しました。(現在は4万円~5万円のプランあり)
特に、カスタマーサポートがLINEでの定型文のみで対応される点もデメリットでした。
現在はサービスが改善されている可能性があるため、契約前には面談を通じて十分なヒアリングを行うことをお勧めします。
上場している会社で有名なので最初に挙げましたが、2025年2月時点で被害者の会が立ち上がっているほど会員とのトラブルが発生しているので避けたほうが良いサービスです。
一応メリットを挙げておくと、管理画面でインフルエンサーの過去の連絡遅延や規約違反のステータスを確認できます。
このように、インフルエンサーとのトラブルが時間の浪費につながることがあるため、過去のペナルティ履歴を確認できる点は大きなメリットです。
■Beee 🔗
現在、当社がトリドリから乗り換えて3年契約しているサービスです。
価格については営業との交渉が可能であり、月額3万円~4万円のレンジの交渉になります。
(インフルエンサーの採用人数、件数に上限なし)
特長としては、インフルエンサーのフォロワーの性別はもちろん、年齢層が確認可能で、自社商品のターゲット層に合うフォロワーを抱えるインフルエンサーを検索できるところです。
インフルエンサーが連絡が取れないときや違反した際にはインフルエンサーをきちんと指摘してくれます。インフルエンサーの質の向上にも取り組んでいるプラットフォームです。
インフルエンサーリサーチの時間短縮に繋がりますので非常に便利な機能です。
あとはこのインフルエンサーが商品の物撮りが得意なのか、自撮りが得意なのかの能力値もデータ化されていますので、自社商品に適したインフルエンサーをリサーチすることが簡単に行えます。
担当の報告によると、顧客のネガティブコメントを集めて定期的に会議を行って改善を随時行っているところが会社として信用できます。
■インフルエンサーワークス🔗
当社が直接契約した経験がありませんが、このサービスでは有名で会員数も多いため、多くの成功ノウハウが蓄積されているはずですので、面談し資料を取り寄せて契約候補として入れた方が良いサービスです。
総じて、1年間契約などの縛りがある業者とは契約しないよう注意してください。
各社のサイトに記載されている価格は鵜呑みにせずに正確な見積りを取るようにしてください。
価格が安くならなくても合わなかったらすぐに解約できる業者とまずは契約するのを推奨します。
以上、経験に基づく主観で記載しております。
コストパフォーマンスは断然Beeeがおすすめですが、毎月コストが固定費としてかかるため、複数社と面談を行い、相見積もりを行った上で、契約を行ってください。
オリジナル商材を持っており、Amazon内外での認知度拡大とCVR向上を中長期的に高めていきたい事業者様はぜひこのインフルエンサーマーケティングの「ギフティング」を推奨します。