当サイトは初級者の方もご覧になっておりますので、基本的な施策から順に説明いたします。
ターゲット選定を明確にして、価値観の異なるお客様にそもそも販売しない
まずは、重要 | ターゲット客の設定 を改めて確認してから読み進めてください。
ターゲット設定は、すべての施策の成果に直結する重要な要素であり、これを怠ると、どの施策も的外れな結果になってしまいます。
では、なぜターゲット設定が「レビュー対策」に関わるのでしょうか?
それは、ターゲットを明確に設定し(特に価値観に焦点を当てて)、その人に向けた商品ページを作成することで、価値観が異なる消費者に購入され、「思っていたのと違った」とバッドレビューをつけられるリスクを防ぐためです。
多くの方が陥りがちなのが、「ターゲット以外の人にも購入してほしい」という欲を出して、幅広い層を狙った商品ページを作成してしまうことです。しかし、その結果、以下のような問題が発生します:
- ターゲット層に刺さらない商品ページ
幅広い層を狙った商品ページは、「自分がまさに探していた商品だ」とターゲット顧客に思わせる力が弱く、CVR(購入率)が低下します。 - 価値観の異なる顧客による購入ミスマッチ
購入後に「思っていたのと違う」と感じる顧客が増え、バッドレビューが蓄積されます。 - 無駄な広告費の増加
広告によって価値観の異なる顧客を引き寄せてしまい、クリックはされても購入に繋がらないケースが増え、広告費が無駄になります。
このような理由から、価値観の合う顧客だけに向けた商品ページを作成し、価値観の異なる顧客には無理に販売しないことが、バッドレビューを防ぐための重要な施策となります。
★5のレビューが10件あったとしても、たった1件のバッドレビューの方がCVRに与える影響が大きいことは、皆さんも日常的に実感されていることでしょう。そのため、良いレビューを増やすことに注力する前に、まずはバッドレビューを防ぐことが重要です。
そのためには、自分の商品が「誰に向けた商品なのか」を商品ページで明確にすることが、レビュー対策として有効であり、CVR向上の施策としても効果的です。この取り組みを行うことで、結果的に利益を積み上げることが可能になります。
購入者へのレビューリクエスト
セラースプライトやtool4sellerなどの外部ツールを使用して抜け漏れなく送信することがどのセラーも共通で行っている施策です。Amazonの注文履歴から一件ずつ送信する方法もありますが、手間がかかるため推奨しません。
外部ツールを使用すれば自動で、返品したユーザーを避けて自動でレビューリクエストを送信できるため、外部ツール
を使用するのが効率良く重要です。
前述のように、価値観の異なるユーザーに販売しているとこのレビューリクエストを送信しても「思っていたのと違かった」とバッドレビューを付けられる可能性がありますので注意してください。
商品と直接関係のないレビューや誹謗中傷は通報する
レビューの横に通報できる機能があるので通報機能も活用する。
必ず削除されるとは限らない。
正当な利用がない以外は通報はしないようにしてください。(逆効果)
バリエーションの組み合わせによるレビュー合算
これはすでに上級者の常套手段となっていますが、元々バリエーションとして組む予定のASINを別々に出品してAmazonVineなどでレビューを最大30件集めた後に、それぞれのバリエーションを組むという手法です。1件30件までレビューを受けれるため、 30件✕バリエーションの種類のレビューが一気に獲得できていました。
しかし、2025年6月時点のコンサルタント業界での情報では、バリエーションを組んでも30件までしかレビューが付かなくなるという情報があることも情報として添えておきます。
バッドレビューが付けられたときの対応
バッドレビューが付けられた場合は、商品紹介コンテンツのQ&Aなどを活用し、該当の指摘が改善済みであれば、その旨を明確に説明してください。また、バッドレビューの原因がお客様の使用方法の誤りに起因している場合は、その点についても丁寧に伝えることで、他のお客様がバッドレビューを見て不安になることを防ぐことが可能です。
さらに、バッドレビューが付けられる原因として、ターゲット以外の方が購入してしまったケースが多いことが考えられます。この場合、「〇〇を好む方にはおすすめいたしません」と、商品が適さない対象を明確に示すことも有効な手法です。
価値観が多様化した現在、すべての人の価値観にマッチする商品は存在しません。バッドレビューがついた場合は、この商品が特定の価値観を持つ方には適さなかったという事実を、他のお客様に正しく伝える場として活用しましょう。これにより、購入対象を絞り込むことで、適切なターゲット層に商品を届ける効果が期待できます。
例)
スニーカー用のクリーナーを販売しているとして、「★1 全く汚れが落ちなかった」というバッドレビューが付けられてこれが目立つ箇所に表示されていたケース
商品紹介コンテンツのQ&Aにて
Q1. レビューで ★1 「全く汚れが落ちなかった」という指摘がありますが 大丈夫ですか?
A1. 当商品は様々な素材に使用可能なクリーナーですが、革製、スウェードなどの一部の素材にはご利用頂けません。
クリーナーと素材には相性がございますので対象素材をご確認頂いた上でご利用ください。
以上のように、製品には相性があるということを認知して頂き、バッドレビューが気にならなくなるうように、不安を払拭できるように記載することでカバーできます。
もう一つ、他のQAをご紹介します。
Q2. 「★1ポンプ機能に不具合があり使用できなかった」とレビューで指摘されていますが大丈夫ですか?
A2. 一部このような不良品が発生してしまいましたこととその原因を調査し、検品フローの見直しを行い現在では改善しております。
このようにお客様からのご指摘を受け止めた上で現在は改善しているということを伝えることでお客様の不安を払拭することが可能です。
加えて、世の中の商品は完璧なものはないので、きちんとバッドレビューを真摯に受け止め改善を行う会社であることをアピールできるチャンスにもなると認識しています。
このバッドレビューをチャンスに変える手法です。
インフルエンサーにレビューを依頼
インフルエンサーマーケ | 自社商品のSNSでの認知拡大
こちらのリンクで紹介しているインフルエンサーマーケティングでは、インフルエンサーにレビューを依頼する手法をご紹介しています。
ただし、インフルエンサーの中には、過剰なレビュー活動が原因でレビュー投稿が禁止されている場合もあります。
そのため、事前にインフルエンサー本人に確認することをお勧めします。
サクラレビューではなく、使用後(SNS投稿後)のユーザーレビューを依頼してください。
このためにインフルエンサーの会話の中で必ずこのセラーのために協力したいという関係性を保つようにしてください。
言葉遣いや投稿に対する良い評価のコメントを行うのはもちろん、次回もまた機会があるということを伝えることがポイントです。
一回きりでお別れのクライアントの商品へのレビューと今後も取引きの可能性のあるクライアントへのレビューの仕方は当然変わります。
こちらの印象が悪いとバッドレビューを付けられるケースもありますが、そうでなければきちんと空気を読んで★5を付けてくれる人がほとんどです。
相手がどのようなマナーの悪いインフルエンサーだとしてもこちらは真摯に振る舞ってインフルエンサーを味方に付ける努力を行ってください。
※レビューを付けるためにインフルエンサーマーケティングを行うというのは的外れです。レビューが取れるからインフルエンサーマーケティングを薦めているわけではないこと念の為に記載しておきます。
外注のスタッフにレビューを依頼
EC事業では、外注スタッフにスポット的に一時的な業務を依頼する機会が多いかと思います。この際、外注スタッフが最後まで責任を持って業務をやり遂げた場合の成果報酬として、自社商品を無料で提供するという条件を設定するのも一つの方法です。その際、Amazonギフトカードを渡して自社商品を購入してもらい、使用後に「よければレビューをお願いします」と依頼するのも効果的です。
ただし、レビューをしてもらうことを条件に商品を提供する行為は規約違反となるため、「業務をやりきったことへの感謝と労い」というスタンスを崩さないことが重要です。
「最後によかったらレビューもお願いします」と軽く伝える程度に留め、強制的な依頼にならないよう注意してください。
また、サクラレビューを依頼することは避けてください。
過度にしつこい依頼は相手に不快感を与え、バッドレビューをつけられる原因にもなります。依頼する際は、しっかりとコミュニケーションを取り、この場合にも信頼関係を築いた上で行うことが大切です。
ブランドの公式LINE誘導 → アンケート取得 → レビュー促進
これは目新しくもない、多くのセラーが行っている手法も最後に紹介いたします。
自社がその商品のブランドオーナーであり開発事業者である場合には、同梱した説明書・保証書に保証対応を行うための公式LINEのQRコードを掲載するのをおすすめします。
これには3つのメリットがあります。
1つ目は万が一不良品があった場合には、Amazonではなく公式LINEに相談して頂けるのでその交換対応次第ではバッドレビューを付けられることを未然に防げることです。
2つ目はLINEに登録頂くことで今後追加販促を行うための個人情報を取得できることです。
3つ目はLINE内でアンケートを取り、そのアンケート内で★5の評価を付けて下さったお客様にだけ、Amazonでのレビュー投稿も依頼することが可能になります。
この3つ目を詳しく説明いたします。
公式LINE(無料)のつくりかたは別途お調べ下さい。
画像最下部のメニューは「リッチメニュー」と言います。
このリッチメニューにGoogleフォームで作成したアンケートのリンクを貼り付けて、ユーザーアンケートを行います。
アンケートの設問項目は、「より良い商品を製造したいのか?」 それとも「当ブランドをどこで知ったのか?」など今後のマーケティングの参考にするために知りたいことを設定するようにしてください。 そしてその設問の中に「この商品の総合的な評価をご選択ください」と★1~★5を並べて選択して頂きます。
この結果★5を付けて下さった方に個別にAmazonのレビュー評価を依頼するという流れです。
単にアンケートのリンクを貼っても誰も回答してくれませんので、Amazonギフトカードを漏れなく提供するなど工夫を行ってください。
このページはレビュー対策のコンテンツですので、ここから先のマーケティングの手法は別ページに記載いたします。
このようにお客様と直接繋がることができることで新たに行える施策があるということは実行しても損はありません。
ぜひ取り組んでみてください。
※ これはあくまでもメーカーアンケートの対価としてのAmazonギフトカードのプレゼントです。
楽天市場のようにレビューを投稿してくれたらAmazonギフトをプレゼントといったような告知は規約違反ですので絶対に行わないようにご注意ください。
QRコードについては、メーカー保証の窓口という理由であればパッケージの外に記載しても規約違反ではありません。
(問い合わせ先のQRコードをパッケージに掲載するのは大手メーカーのパッケージと同様にイレギュラーなことではありません。)
