Amazon広告 施策ガイド

CTRが改善しない時に最初に確認するポイント

CTRが改善しない場合は、まず以下の2つを切り分けて確認してください。

① 広告設定に問題がある
② 検索結果画面での見え方に問題がある

特に最初に確認するべきなのは①です。
理由は、広告設定の修正は即日対応できるためです。
一方で、メイン画像・商品タイトル・レビュー改善は、反映や効果確認に時間がかかるケースがあります。

まずは広告設定を最適化し、その後に検索結果画面での見え方を改善してください。

① まずは広告設定を確認してください

検索語句レポートを確認してください

CTRが低い場合、最初に確認するべきなのは検索語句レポートです。
Flowgentの「キーワード分析・施策」画面で、CTRとCVRを確認してください。

特に以下を確認してください。
・関連性が低い検索キーワード
・表示回数は多いがCTRが低い検索キーワード
・ターゲットユーザーが検索しない検索キーワード
CTRは、以下の式で確認します。

CTR = クリック数 ÷ インプレッション数

つまり、「広告が表示された回数に対して、どれくらいクリックされたか」を示す指標です。

【対策】
・関連性の低いキーワードを除外設定する
・除外すると配信量が減りすぎる場合は入札単価を引き下げる
・CTRが高い検索キーワードを完全一致へ移行
・オートターゲティングで関連性の高い検索キーワードや競合ASINを見つける

ビッグキーワードだけに依存しないでください

「洗顔料」「スニーカー」「リュック」のようなビッグキーワードは、検索数が多い一方で、ユーザーの目的が分散しやすいキーワードです。

例えば、男性向けのクレイ洗顔クリームを販売している場合、「洗顔料」と検索するユーザーの中には、

・泡フォームの洗顔料を探しているユーザー
・米ぬか洗顔料を探しているユーザー
・有名ブランドの洗顔料を探しているユーザー
・ビタミン入りの洗顔料を探しているユーザー

も含まれます。

この状態で広告が表示されても、ターゲットユーザーの期待と一致しなければクリックされにくくなります。

【対策】

・「洗顔料 クレイ」「泥 洗顔料」など、商品の特徴が伝わる複合キーワードを発掘する
・成果が出た検索キーワードを完全一致へ移行し、無駄な配信を減らす
・関連性が低い検索語句は除外設定する

Flowgentの「キーワード分析・施策」画面で、CTRとCVRが高い検索キーワードを優先して確認してください。


フレーズ一致は広げすぎないでください

フレーズ一致は、成果が出ている検索キーワードを起点に、関連性の高い検索語句を広げるために活用します。

例えば、「洗顔料 クレイ」のCTRやCVRが高い場合、そのキーワードをフレーズ一致で設定することで、

・洗顔料 クレイ メンズ
・泥 洗顔料 メンズ
・クレイ 洗顔 毛穴

などの関連キーワードを発掘できます。

一方で、CVRが高いキーワードが判明していない段階でフレーズ一致を広げすぎると、広告費だけが増加しやすくなります。

まずは検索語句レポートで、CTRとCVRが高い検索キーワードを確認してから、配信範囲を広げてください。

② 検索結果画面での見え方を確認してください

メイン画像と商品タイトルを確認してください

広告設定に問題がない場合は、検索結果画面での見え方を確認してください。

Flowgentの「キーワード分析・施策」画面で、CTRとCVRが高い検索キーワードから確認してください。

CTRが低い場合、ユーザーは広告を見ても「自分向けの商品だ」と感じていない可能性があります。

特に以下を確認してください。
・メイン画像がターゲットユーザーの目に止まるか
・商品タイトル冒頭で商品の特徴が伝わるか
・価格が競合と比較して高く見えないか
・レビュー数や評価で競合より不利になっていないか
・検索キーワードと商品画像・タイトルの訴求が一致しているか

例えば、「軽量 リュック」で検索しているユーザーに対して、
・重そうに見える画像
・ビジネス用途だけに見える画像
・タイトル冒頭に「軽量」の訴求がない
場合、「探している商品ではない」と判断され、クリックされにくくなります。

【対策】
・メイン画像で商品の特徴が一目で伝わるようにする
・商品タイトル冒頭でターゲットユーザーが求めている特徴を伝える
・検索キーワードと画像・タイトルの訴求を一致させる
・レビュー施策を行う

広告を止める判断も重要です

Flowgentでは、「関連性がありそう」ではなく、「実際にCTRとCVRの実績が良いか」を重視してください。
CTRが低いキーワードは、検索結果画面で競合商品に負けている可能性があります。
CTRが高くてもCVRが低い場合は、クリックだけ発生し、広告費を無駄に消費している可能性があります。
そのため、CTRだけで判断せず、CVRも必ず確認してください。
「クリック数」ではなく、「利益につながるクリックか」を重視してください。

【対策】
・CTRが低くCVRも低いキーワードは停止または除外を検討
・CTRとCVRが高いキーワードは完全一致へ移行し、配信を集中させる
・CTRは高いがCVRが低いキーワードは、商品ページの訴求やターゲットのズレを確認

まとめ

CTRが改善しない場合は、
① 広告設定
② 検索結果画面での見え方
の順番で確認してください。

特に最初は、
・検索語句レポートの確認
・関連性の低いキーワードの除外
・成果が出ているキーワードの完全一致化
・メイン画像と商品タイトルの改善
を優先してください。

広告配信量を増やす前に、まずは「検索結果画面で選ばれる状態」を作り、CTRとCVRの両方を改善してください。

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